建築基準法による、シックハウス対策

12月 7, 2012 - 3:55 pm 建築基準法による、シックハウス対策 はコメントを受け付けていません。

シックハウスに関する様々な規制が、建築基準法でも定められている。

法令の内容は難しく、中には設計士など、住宅のプロでないとわからないことがあるが、建築基準法によるシックハウス対策の内容で、ホルムアルデヒドに関するものは、大まかに分けて3つだ。

●内装仕上げの制限……有害物質であるホルムアルデヒドを発散する建材に制限がある。建材にはJIS 、JASの表示記号がついていてF☆~F☆☆☆☆までがあり、星の数が多いほど優良だが、☆3つ以下は使える面積に制限がある。このF☆の表示がないものや、昔の表示であるE2やFC2は使用できない。

●換気設備の設置義務……建材にホルムアルデヒドの含有がなくても、家具などから有害物質は発生する。その対策として、すべての建物に対して、換気設備の設置が原則義務付けられている。

●天井裏……居住スペースへ有害物質が入り込むのを防ぐために、①有害物質を発するような建材を使わない。使うにしてもF☆☆☆以上のものを使う②通気止めなどを設け、部屋と天井を完全に分ける③換気設備を部屋にも取り付け、天井裏も換気できるようにする。

またクロルピリホスに関しても禁止項目がある。クロルピリホスといってもぴんとこないが、最近では冷凍餃子に混入され、たくさんの被害が出たことで有名な薬剤だ。これはシロアリ駆除剤としてよく使われるが、有毒で大変危険なため、居室がある建物への使用は原則として禁止されている。

これは住宅メーカー側が留意するべき事項かもしれないが、規則には建材に関する細かな表示が記載されていて、家を建てる側も知っておけば、のちのち住宅の手入れやシックハウス対策に役立つことが満載だ。

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